幼少期から絵を描くことが好きだった芽崎了さん。
小学校では、休み時間になると好きなキャラクターの絵を描いて過ごしていました。
誰かに見せるためというよりも、自分が楽しいから描く。自分のために作品をつくる時間が、自然と日常の中にあったそうです。


将来の夢はイラストレーター。学校では美術コースを選択し、基礎からしっかりと学びました。
描くことが「好き」から「深めたい」へと変わっていった時間だったのだと思います。


制作に向き合う姿勢も、とても丁寧です。
いきなり描き始めるのではなく、まずコピー用紙に描きたいものを書き出し、アイディアを整理する時間を大切にしています。
一度頭の中を整え、自分の思考と向き合う。その準備の時間があるからこそ、作品の軸がぶれません。
「シンプルに、描きたいものを描く。」
その言葉の裏には、じっくりと考え、選び、磨いていく過程があります。
完成までに時間はかかりますが、その分、ひとつひとつの作品への愛着も大きいそうです。



芽崎さんにとって、作品は自分自身と向き合った時間の結晶。
そして今は、その作品をいろんな人に見てもらいたいという想いが制作の力になっています。
自分のために描き続けてきた時間が、
これからは誰かの心にも届いていく。
そんな静かでまっすぐな情熱を持ったアーティストです。









