9月1日に、モノづくりから学ぶ「フクシとデザイン」No.4 「商品パッケージ」が開催されました。
今回は、オンライン・オフライン合わせて25名を超える方が参加。
毎回、新規の方も参加し自己紹介やワークショップにてそれぞれの立場から意見や情報交換もし、和気藹々に学び合っています。
No.4 商品パッケージ
講師紹介(三田 大介 / みた だいすけ)
有限会社モアナ企画取締役。東京都墨田区生まれ。墨田区に在住在勤のクリエイターのグループ「すみだクリエイターズクラブ」に所属し、そのメンバーとともに2014年より同区内の障がい者福祉施設の商品開発・販売を支援する墨田区の事業(通称「すみのわ」)にコーディネーターとして参画する。
地域連携型の福祉プロジェクトである「すみのわ」では、障がいのある施設利用者の得意なことや、地域の工場から提供いただいた端材を商品づくりに積極的に取り入れて活かし、この人この街ならではの商品の製造・販売の支援に取り組んでいる。
また、墨田区生まれの葛飾北斎のような自由なアートマインドをもって、障がいの有無に関わらず人々に創作を楽しんでもらうことを目指すプロジェクト「みんな北斎」にも参画。そのほか、墨田区商業コーディネーターとして、地域の個店のかかえる課題の解決を支援。福祉〜芸術〜産業のジャンルを跨いで、地域活性化のコーディネートに従事している。
【 かかわり一例 】
すみのわ運営事務局、すみだクリエイターズクラブ メンバー、みんな北斎プロジェクト メンバー、墨田区商業コーディネーター
内容&Photo
講師の三田さんが今まで関わってきた、墨田区内の福祉施設の商品。
Before → After にて写真で紹介をするだけでなく、その間にあった葛藤や、想い、またアドバイスや考え方を一つづつ丁寧に教えてくれました。
売り場を意識する。
売り場の責任者と対話し、どのようなターゲットに向けて販売するのか?そこからパッケージを考え、その場にあった販売の仕方(商品の並べ方、並べるための工夫など)も紹介。
この写真は、すみだホクサイ美術館ミュージアムショップにて販売中の商品。夜空を彩る花火のイメージで、パッケージもこの美術館用に改良。
墨田区ならではの廃材を使用した商品開発など、地域に・障がい者施設にWin Winになる活動をわかりやすく可視化し、地域を巻き込んで広げていったそうです。
講師(三田さん)からの事例紹介、インプットが終わった後は、いつものアウトプット!!
自身の職場ややっていることと照らし合わせ、今回の事例、インプットから自分なら何ができるか?どのようにすればできるかをワークシートにそって出し合いました。
オンラインの方も手元に資料を準備し、ブレイクアウトルームに分かれて発表シェア。
参加者同士のシェアで、色々な気づきも。
質疑応答・感想共有も行い、いつものように懇親会も。
それぞれの熱い想いや、大小様々な困りごとを交流。
ここから新たな広がりで、いろいろな地域に協働の仕事やイベントも広がっています!
次回はNo.5 「商品ディスプレイ」
ぜひお楽しみに!!
今後の2023セミナー&ワークショップ
毎月、それぞれが色々なフィールドで実際に障がい福祉に入り込み活躍している方々をお呼びし、「事例紹介」「座学」のインプットから、「ワークショップ」を通して、ご自身の実りになるよう会を進めてまいります。
* 開催地
TOKYO SOCIAL DESIGN
東京都板橋区板橋3-4-9-1F
* 参加方法
対面: 15名(現地のみワークショップにご参加いただけます)
オンライン参加:100名(基本見学となります)
* 参加者特典
対面、オンライン共に参加いただいた会のゲスト資料、ワークショップ資料、zoomの録画をシェアさせていただきます。
(Googleドライブ経由にて。動画のダウンロードは不可。半年で消去されま。)
参加いただいた方の同職場のみシェア可能です。座学·事例紹介·ワークショップまでとはなりますが、学んだ内容をぜひ職場にて共有し、みなさんの学びとなると幸いです。
*開催日時
6月2日、7月14日、8月4日、9月1日、10月13日、11月10日(全て金曜日)
18:00〜20:00
*流れ
・スピーカーからの事例紹介、共有(40分)
・スピーカーの話を深掘りしつつの座学(40分)
・ワークショップ(40分)
・質疑応答(現地参加者、オンラインはチャットにて)
→ 時間の関係上、全ての内容にお答えできない場合もありますのであらかじめご了承ください。
お楽しみに!!