概要
「障害のある方の表現したイラストなどを活かした商品づくりに挑戦したい、またはブラッシュアップしたい!」 「今までずっとやり続けてきた創作や自主生産活動でできたものを商品にして工賃をあげたい!」 など、福社事業所などで、商品づくりに取り組み、悩んでいる福祉職員の方! また、そういった場でデザインの仕事に関わりたいと思っているけれど、どこにアクセスしたらいいのかわからないと思っているデザイナーの方! わたしたちは、そんな皆さんの課題を解決し、想いを繋ぎそれぞれの現場で活かせる学びを、福祉の現場で働く方とデザインの仕事に携わる方たちと一緒に、障害のある方たちの表現やできることを活かした〝モノづくりから学ぶ 『フクシとデザイン』”を学べる場を立ち上げました。
すでに様々な現場で活躍しているデザイナーの方から実践していることを学びながら、自分たちの現場で活かせるモノづくりの基礎、考え方、プロセスなどを学びあう場。
根本的なコンセプトづくりから、お客さんを意識した見せ方、伝え方などをワークショップを通じて学びあいます。
No.1 コンセプトメイキング
講師紹介
[ ライラ・カセム ]
デザイナー・アートディレクター。
日本生まれ世界育ちのイギリス人。多人種、障害などさまざまなアイデンティティーを持つことから自らのことを「一人国連」と呼ぶ。人の持ち味を見つけ活かすデザインが得意。
2007年エディンバラ芸術大学ビジュアルデザイン学科を卒業。2010年に帰日し2016年に東京藝術大学大学院デザ イン科の博士課程を修了。デザインの専門性を活かし支援を必要とする障害福祉の現場の人々と共に、立場やアビリティー問わず包括的な社会参加や自立につながるアートワークや商品の制作・開発プロジェクトに国内外で取り組んでいる。
主なプロジェクトは2017年から関わっている「シブヤフォント」。同プロジェクトでグッドデザイン賞、日本イノベーション対象など多数の賞を受賞。現在は一般社団法人化しアートディレクターを務め。大学でも研究職につき、福祉施設で定期的に重度障害の人のアート支援をし研究を続けている。
2021年からACC TOKYO CREATIVE AWADS, 2022年からはグッドデザイン賞の審査員にも選ばれる。2016年東京藝術大学大学院博士過程修了。2023年4月から奈良女子大学の特任准教授に就任。
【 かかわり一例 】
グッドデザイン賞審査員、ACC TOKYO CREATIVE AWADS審査員、東京藝大卒業、シブヤフォントアートディレクター、奈良女子大学特任准教授
[ 内容&Photo ]
第1回目となる「コンセプトメイキング」は、 オンライン、オフライン含めて30名を超える方と学びました。
参加者同士の横のつながりも持てるよう交流の時間も大切にし、 知識を「知る」だけで終わらせず、「理解」できるようワークショップも含めてそれぞれが自分のものにしていきました。
講演動画も編集して参加者へ共有します!職場、現場にて活かしてもらえるよう進めていきます。
現地参加の方は、終わった後に自然と交流〜懇親会へ!!
それぞれのフィールド、バックグランドの話も聞けて、講師含め深い関わりをすることができました!
今後のセミナー&ワークショップ
毎月、それぞれが色々なフィールドで実際に障がい福祉に入り込み活躍している方々をお呼びし、「事例紹介」「座学」のインプットから、「ワークショップ」を通して、ご自身の実りになるよう会を進めてまいります。
* 開催地
TOKYO SOCIAL DESIGN
東京都板橋区板橋3-4-9-1F
* 参加方法
対面: 15名(現地のみワークショップにご参加いただけます)
オンライン参加:100名(基本見学となります)
* 参加者特典
対面、オンライン共に参加いただいた会のゲスト資料、ワークショップ資料、zoomの録画をシェアさせていただきます。
(Googleドライブ経由にて。動画のダウンロードは不可。半年で消去されま。)
参加いただいた方の同職場のみシェア可能です。座学·事例紹介·ワークショップまでとはなりますが、学んだ内容をぜひ職場にて共有し、みなさんの学びとなると幸いです。
*開催日時
6月2日、7月14日、8月4日、9月1日、10月13日、11月10日 (全て金曜日)
18:00〜20:00
*流れ
・スピーカーからの事例紹介、共有(40分)
・スピーカーの話を深掘りしつつの座学(40分)
・ワークショップ(40分)
・質疑応答(現地参加者、オンラインはチャットにて)
→ 時間の関係上、全ての内容にお答えできない場合もありますのであらかじめご了承ください。