2025年12月4日(木)〜7日(日)の4日間、ファンケル銀座スクエア4階 コミュニティ・スタジオにて、アート展を開催いたしました。
今回のアート展は、「障がい者週間」(12月3日〜9日)に合わせて開催されました。障がいのある人たちの社会参加を推進し、障がいに対する理解と認識を深めることを目的としたこの週間に寄り添い、テーマを「Gift of Joy 〜幸せな贈り物〜 ボーダーレス・アート展」としてお届けしました。

ファンケル銀座スクエアのご担当者様と想いを共有しながら準備を進めてきた今回のアート展。
アトリエにっとからは「贈り物」をキーワードに、ご来場いただいた皆さまが、会場を後にする頃に、ほっこりと温かく、優しい気持ちになっていただけたら——
そんな想いを込めて、メンバー・スタッフ一同で準備を進めてきました。
届けたい想い
今回は、オリジナルタペストリーをはじめ、展示内の文章にもこだわり、
より深くアートを楽しんでいただけるよう、3つのテーマに分けてストーリーを構成しました。

アーティスト・しずかなの作品「君に見せたい」から始まる、クリスマスイブの夜のような世界観。
そこから、アトリエにっとのアーティストたちによる多彩な作品が続き、さまざまな角度からクリスマスの楽しさや温かさを感じていただける空間となりました。

来場者の皆さまが、まるで“プレゼントを受け取った時のような気持ち”になっていただけたら——
そんな願いを込めています。

展示の最後には、作品「風花」を配置。クリスマスの朝にサンタさんから贈り物をもらった時のワクワク感や、誰かに贈り物をしたくなるような、優しく温かい余韻を持ち帰っていただけるよう、全体の流れを意識してレイアウトを考えました。

アーティストそれぞれの背景を紹介するキャプションとともに、来場者の皆さまには自由な視点でアートをご覧いただきました。
また、展示には、規格外として廃棄される予定だったロスフラワーを添えていただき、個性豊かな花々が、アートと空間をより一層華やかに彩ってくださいました。




アトリエにっとからの「贈り物」
第3章では、アトリエにっとの紹介ブースとともに、アーティストの写真やメッセージ、アートを飾ったクリスマスツリーをご用意しました。

メンバーアーティストの作品に込められた想い、“好き”という気持ちを大切にしながら仕事に向き合う姿、そして、にっとスタッフがメンバーへ向ける温かな眼差しなど、さまざまな想いが重なり合って生まれる「笑顔」を届けたいという気持ちから生まれた、にっとのクリスマスツリーです。


来場者の皆さまにもご参加いただき、大切な誰かやご自身宛てのメッセージ、アート展の感想を描いてツリーに飾っていただきました。



「心がほっこりしました」「素敵な絵をありがとう」そんな言葉がたくさん寄せられ、愛情あふれる、温かなクリスマスツリーが完成しました。

私たちの想いが届いたことを実感するとともに、「アートで社会と福祉をつなぐ」という言葉の意味を、これまで以上に深く感じる機会となりました。
アートイベントの開催
12月5日(金)には、アーティスト・藏本勇によるライブペインティングを開催。
時間内に完成させるため、事前に何度も練習や準備を重ね、本番を迎えました。今回は「花」をテーマに、冬に咲き誇る花々を華やかに描いてくれました。



また、12月6日(土)には、木内一命による似顔絵ワークショップを開催。前回に引き続き大人気で、たくさんの方にご参加いただき、会場には木内ワールドならではの、可愛らしいキャラクターたちが次々と生まれていました。


さらに今回は、アーティスト・芽崎了の作品「オーナメント」が、「かわいいで地球を守る」をコンセプトに、海洋プラスチックを素材としたハンドメイドジュエリーブランド sobolon様の手によって、ファンケル化粧品容器の粉砕チップを使ったウェルカムアートボードとして再現されました。
粉砕チップ一つひとつが宝石のかけらのように丁寧に表現され、入口を華やかに彩り、ご来場の皆さまを迎えてくださいました。

また、アート展期間中に美味しいクッキーを販売されていたスマイルスイーツファクトリー様のスタッフの皆さまの似顔絵アートを、にっとアーティスト・木内一命が担当。当日はクッキーとともに原画も展示させていただきました。


アートを通して、さまざまな形で関わらせていただけたことを、大変嬉しく思います。
アートで広がる温かいつながり
4日間を通して、780名もの方にご来場いただきました。
回を重ねるごとに来場者数も増え、毎回楽しみに足を運んでくださるファンケル様のお客さまも増えています。
「毎回楽しみにしています」
「心がほっこり癒されました」
「今回のアート展に出会えて本当によかった」
「素敵なアートをありがとう」
そんな温かい言葉をたくさんいただき、また、にっとメンバーのご家族やスタッフの友人など、多くの関係者の皆さまにも足を運んでいただきました。
「Gift of Joy 〜幸せな贈り物〜」というテーマに寄り添った、ボーダーレスなアート展となり、ファンケル銀座スクエアの皆さまをはじめ、関わってくださった皆さまの優しい想いが、来場者の皆さまへと届いたのではないかと感じています。

今回で4回目となったアート展。
アートを通して温かさや優しさを届け、つながりが少しずつ広がっていくことを、心から嬉しく思います。
ファンケル銀座スクエアの皆さま、
ご来場くださった皆さま、
そして関わってくださったすべての皆さまへ、
心より感謝申し上げます。ありがとうございました!

なお、ファンケル様の公式ホームページ「FANCL CLIP」にも、アート展の様子が掲載されています。
ファンケル銀座スクエアご担当者様の、今回のアート展に込めた想いも紹介されていますので、ぜひ併せてご覧ください。
https://www.fancl.co.jp/clip/sdgs/2512-03/index.html






